- このたび、山延健・前会長から職務を引き継ぎました群馬大学・上原と申します。よろしくお願い申し上げます。私は、1997年に群馬大学工学部材料工学科・助手に採用され、その後、2007年度の工学部から理工学部の改組に伴って、化学・生物化学科の所属となり、2020年度に行われました2類8プログラムへの改組により、現在では、「物質・環境類」の中の「材料科学プログラム」に所属しております。
- 当研究会は、群馬大学複合材料研究所を起源とするものですが、これらの複合材料研究は大学本部から本学独自の強みとして評価されており、高分子膜の高性能化を追及する「スーパー(S)メンブレン」プロジェクトが大学本部から推進研究(G2)に指定されております。また、フッ素系材料の高性能化を目指す「F(フッ素)マテリアル」プロジェクトについても、重点支援(G3)に指定されております。
- 当研究会においても、これら学内の各種材料開発プロジェクトと連携することで、北関東地域発の複合材料開発に貢献するとともに、最新情報を会員企業の方々に提供して行きたいと考えております。また、高分子学会関東支部北関東地区など、各種学会との協力関係を通じて、北関東地区の産学連携にも貢献していきたいと考えております。
- 昨今、コロナ禍の影響で対面での講演会開催がままならない状況ではありますが、工夫して会員の皆様に資する話題を提供していきたいと思っております。今後とも、ご支援のほど、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
- 2021年7月
- 群馬大学大学院理工学府 上原宏樹