繊維学会賞 受賞

上原宏樹教授の「溶融延伸による高性能繊維・膜の創製」に対して、第42回(平成28年度)繊維学会賞が授与されました。本賞は、繊維科学について独創的で優秀な研究を行い、さらに研究の発展が期待される研究者に対して贈られるものです。

[ 繊維学会賞Webサイト へ]

独自に見出した「溶融延伸技術」を元に、高性能な繊維や膜を創製しており、釣り糸のみならず、快適衣料分野やエネルギー分野に寄与することが期待されています。

なお、授賞式と受賞講演は平成29年度繊維学会年次大会(東京江戸川区・タワーホール船堀)にて2017年6月7日および8日に行われました。

【謝辞】本研究の推進にあたり、東京理科大学名誉教授・金元哲夫先生、元京都大学化学研究所・村上昌三先生、マサチューセッツ大学・故Roger S. Porter先生、群馬大学・山延健先生にご教示、ご指導いただきました。深く謝意を表します。また、信州大学・撹上将規先生、SPring-8・増永啓康博士、相模中央化学研究所・秋山映一博士をはじめとする共同研究者の方々、共同研究企業の皆様、群馬大学理工学部・高分子材料科学研究室および高分子構造物性研究室の卒業生・在校生の皆さんにご支援、ご協力を頂きました。厚く御礼申し上げます。なお、本研究の一部は、2000~2013年度NEDO産業技術研究助成事業およびキャノン財団・第6回「産業基盤の創生」研究助成によって行われました。