当研究室は、「まじめに」「コツコツ」続けられる人が「伸びる」研究室です。
- 大切にしていること
- ➀ お互いに対する「敬意(Respect)」
学生と教員、学生同士、教員同士がお互いに敬意を払うことが、研究室の活動の基本です。共同研究企業との関係も同じです。「お互いに」というのが、大切な点です。真に「お互い」を思いやることが、本当の「優しさ(Affection)」であると思います。- ② 相手・仲間との「調和(Harmony)」
研究室活動は、教職員、先輩、同期、後輩、卒業生、相手先企業の方、など、いろいろな人との調和で成り立っています。その一員として認められることに自体に、意味があります。いろいろな役割を果たすことによって、自分が社会にとって「必要な(Indispensable)」存在であることを実感して下さい。- ③ 実力を養うための「経験(Experience)」
共同研究打合せ・学会発表・論文執筆・特許作成・出張測定・合同ゼミ・会社見学・企業研究者主催の勉強会・小中学生対象の理科体験教室など、皆さんの実力を高めるためのいろいろな機会を用意しています。その最たるものが、「実験(Experiment)」です。最高の設備で、最高の研究を行って下さい。- ④ 自分らしい「独創性(Originality)」
当研究室は、高分子材料やセラミックス材料の開発において、企業が注目する様々なオリジナリティーを有しています。皆さんには、それを学ぶとともに、さらに発展させ、群馬大学発の「自分らしい(Individual)」研究を作り上げてもらいたいと思います。- ⑤ マイナスをプラスに変える「活力(Vitality)」
研究を始めてみると、思ったように進まないことが多々あると思います。それこそが、自分を成長させるチャンスであると捉え、勇気を持っていろいろな「挑戦(Challenge)」をして欲しいと思います。そのためのサポートは惜しみません。- ⑥ 率先して取り組もうとする「主体性(Initiative)」
さまざまな研究室活動に、自ら積極的に取り組むことにより、自分の実力が高まるとともに、仲間からの信頼(Confidence)が得られ、それが「自信(Self-Confidence)」につながります。是非、これからの人生を力強く生き抜いていくための「自信」をつけて下さい。 - ② 相手・仲間との「調和(Harmony)」
- こんな人に向いています
- ➀ 研究課題に取り組む「勤勉さ(Industry)」
- ② 相手・仲間に対する「誠実さ(Honesty)」
- ③ 自分を高めようとする「向上心(Ambitious)」
- を持っている人
- ② 相手・仲間に対する「誠実さ(Honesty)」
- 研究室の特徴
- ① 共同研究先とのディスカッションに参加することで、実践的な研究開発を経験できます。
【共同研究企業】総合化学、繊維、食品包装フィルム、
印刷フィルム、電機、自動車、ガラス、
ゴムなどの各種メーカー
【国際共同研究】スイス連邦工科大 …更に詳しく
- ② 様々な測定機器・成形装置が使えるようになります。
【保有機器】高分解能電子顕微鏡、走査プローブ顕微鏡、
偏光顕微鏡、材料試験機、熱分析装置、
高輝度X線測定装置、粘弾性測定装置、
ガス透過率測定装置、
各種フィルム・繊維延伸装置など …更に詳しく- ③ 研究成果が多くの学会賞・学術賞を受賞しています。
【教員】高分子学会奨励賞、市村学術賞、繊維学会賞、
高分子学会三菱化学賞、日本ゴム協会論文賞、
わかしゃち奨励賞、日本セラミックス協会賞、
繊維学会奨励賞、熱測定学会奨励賞、
プラスチック成形加工学会奨励賞
日本ゴム協会優秀論文賞など
【院生】ポリマー材料フォーラム優秀発表賞、
高分子討論会優秀ポスター賞、
高分子学会年会パブリシティー賞、
高分子学会年会優秀ポスター賞、
繊維学会年次大会優秀ポスター発表賞、
熱測定討論会パーキンエルマー賞、
繊維学会秋季研究発表会若手優秀発表賞、
プラスチック成形加工学会優秀ポスター賞
日本ゴム協会若手優秀発表賞など
…更に詳しく - ② 様々な測定機器・成形装置が使えるようになります。
- 磨かれる能力
- ➀ コミュニケーション力
企業との共同研究や他大学との合同ゼミなどを通じて、皆さんが持っているコミュニケーション能力を引き出します。そのなかで、様々な意見を集約していく「リーダーシップや調整能力」を個人個人が身につけることを目指しています。- ② 研究開発の切り口(Cutting-Edge)
実験データは、絶対的に良いとか悪いということはありません。むしろ、見方(切り口)によって意味あいが大きく変わります。どのような「Cutting-Edge」を設定すれば、自分の研究が生きてくるかを見極める力をつけます。- ③ 実践的な研究開発力
最先端研究を行うことで、高分子材料分野における学術トレンドを把握することができます。また、企業との共同研究により、実社会で必要とされる技術開発をイメージすることができます。そこで得られた成果を論文あるいは特許などにまとめることで、「社会に出てから役に立つ」実践的な力を身につけます。 - ② 研究開発の切り口(Cutting-Edge)
- 大学院進学
- 上記のような能力を身につけるには、卒業研究だけでは不十分です。そのため、大学院(群馬大学大学院理工学府)への進学を推奨しています。
- 就職先
- 総合化学、食品包装フィルム、印刷フィルム、電機、自動車部品、機械、ゴムなどの各種メーカー
- 東京都立産技センター、化学物質評価研究機構などの公的研究機関
- 研究活動時間
- 月曜~金曜(祝日を除く) コアタイム 10:00~18:00
- 連携研究室
- 山延・米山研究室(高分子材料科学研究室)と連携して活動します。
また、群馬大学を中心とした10研究室合同の中間報告会を行います。
学外の研究室(大分大・弘前大・滋賀県立大など)とも共同で研究を行います。
- 学外活動
- 学会発表(海外渡航を含む)、共同研究先での打ち合わせ、出張測定(SPring-8など)のような「研究に関する学外活動」の参加費(旅費・宿泊費を含む)は、全額が研究費から支給されます。
<学会>
高分子学会年次大会(5月下旬)
トライボロジー会議(5月下旬)日本トライボロジー学会
繊維学会年次大会(6月初旬)
プラスチック成形加工学会年次大会(6月中旬)
高分子討論会(9月上旬)高分子学会
ポリマー材料フォーラム(11月中旬)高分子学会
繊維学会秋季研究発表会(11月中旬)
エラストマー討論会(11月下旬)日本ゴム協会
成形加工シンポジア(12月初旬)プラスチック成形加工学会
<出張測定・打合せ>
SPring-8測定(前期・後期)
共同研究企業での打合せ(随時)
- イベント
- ディスカッション 週1回
雑誌会 週1回(リモート開催)
花見(春)
BBQ(6月頃)(今年度は中止)
合同中間報告会(夏・冬)
研究室旅行(秋)
学園祭(テクノドリームツアー・模擬店)
- 研究室見学
- 歓迎します。メールにて事前に予定を確認してから、来室して下さい。
研究内容の紹介の後、在学生に研究室の雰囲気について説明してもらいます。
適宜、リモートで対応します。 - 研究室紹介動画
- 群馬大学理工学部「社会の役に立つ高分子材料の開発」高分子構造物性研究室
- 高分子のひも状構造を利用した高強度・高機能ナノ構造繊維の創製 撹上将規
- 問い合わせ先
- 撹上 将規 助教(8号館S棟6階 8S658室)
kakiage[at]gunma-u.ac.jp
メール送信時は、[at]を@に変更して下さい。